野球は、わたくしの中で、長嶋さんと王さんの引退時にALL OVERでした。
2004年9月21日 スポーツ 読売V9時代を、知っているわたくしは、現在の野球界の
状態をある程度予想していたような気が致します。
子どもの頃、読売Gが勝つのは、当たり前でした。
SMAP全員のメンバーの名前を言うように、G戦士の
名前が言えました。
その読売Gが、2名の偉大なスラッガーを
世に送り出したのであります。
それが、長嶋さんと王さんです。
人気、実力、ともに互角の両選手が、互いに
競い合いながら、読売Gを優勝へと導いて行きました。
テレビ中継が終わると、当然のようにラジオをつけて
試合終了まで、聞いていました。
わたくしは、何故か、長嶋さんより、王さんに
魅力を感じておりました。畳が、擦り切れるほど、
素振りの練習をしていた話は、有名です。
無口なところと、ストイックなところが、
物凄く好きでした。
長嶋さんは、ちょっと毛深いのがNGだったかも(笑)。
でも、送球にしても、空振りにしても、ホームランにしても、
華やかな長嶋さんに、どうしてもスポットが、
当たりがちでした。
王さんは、黙々とホームランを量産していきました。
長嶋さんは、ここぞという時、必ず答えてくれる選手でした。
そして、アベックホームランを、何度もファンに
見せてくれました。
この傑出した天才2人が、同じチームにいる奇跡。
長嶋さんが、サードで、王さんがファースト。
この守備位置も、すごく魅力的でした。長島さんが、
華麗なパフォーマンスで、サードゴロをさばき、
王さんにスローイン、王さんが無造作に捕って、
走者のお尻にタッチ、アウト。もう芸術ですね(笑)。
今で言えば、オリックスにイチローが、2人いる感じかなあ。
けれども、天才も、年齢には、勝てません。ついに、天才達は、
グラウンドを相次いで、去っていきました。そして、
読売Gも普通のチームと、なっていったのでございます。
わたくしも、熱心なお茶の間ファンを、止めました。
灯が消えたような寂しさに、野球自体が、つまらないものに
思えて、仕方がなかったのです。
ところが、馬鹿な読売は、ここで誤った考えをしてしまうんです。
“いい選手がいれば、優勝できる”と言う・・・。
そして、お金に物を言わせて、いい選手を集めまくるんです。
V9時代を、再び築こうと画策するわけです。
しかし、王さんや長嶋さんほどの、天才が、
そうそういるわけもなく、
芽の出ないままに、才能のある選手達が、
Gバンクに貯蓄されて行くのです。
情けないやら、悔しいやらで、
「読売Gファンをやめた」と、言うしかないじゃないですか?
でも、心のそこで、やっぱり、応援している自分が
いたりするんですよ(苦笑)。
そして、魅力ある選手がいないことや、いても、
メジャーに行ってしまったり、
読売の金満体質のせいで、
野球離れに歯止めが、利かなくなってしまい、
現在に至るわけであります。
野球は、長嶋さんと王さんによって、隆盛し、
長嶋さんと王さんによって、衰退して行ったのであります。
皮肉なものですね。
ちょっと、V9時代の読売Gと、SMAP似てませんか?
状態をある程度予想していたような気が致します。
子どもの頃、読売Gが勝つのは、当たり前でした。
SMAP全員のメンバーの名前を言うように、G戦士の
名前が言えました。
その読売Gが、2名の偉大なスラッガーを
世に送り出したのであります。
それが、長嶋さんと王さんです。
人気、実力、ともに互角の両選手が、互いに
競い合いながら、読売Gを優勝へと導いて行きました。
テレビ中継が終わると、当然のようにラジオをつけて
試合終了まで、聞いていました。
わたくしは、何故か、長嶋さんより、王さんに
魅力を感じておりました。畳が、擦り切れるほど、
素振りの練習をしていた話は、有名です。
無口なところと、ストイックなところが、
物凄く好きでした。
長嶋さんは、ちょっと毛深いのがNGだったかも(笑)。
でも、送球にしても、空振りにしても、ホームランにしても、
華やかな長嶋さんに、どうしてもスポットが、
当たりがちでした。
王さんは、黙々とホームランを量産していきました。
長嶋さんは、ここぞという時、必ず答えてくれる選手でした。
そして、アベックホームランを、何度もファンに
見せてくれました。
この傑出した天才2人が、同じチームにいる奇跡。
長嶋さんが、サードで、王さんがファースト。
この守備位置も、すごく魅力的でした。長島さんが、
華麗なパフォーマンスで、サードゴロをさばき、
王さんにスローイン、王さんが無造作に捕って、
走者のお尻にタッチ、アウト。もう芸術ですね(笑)。
今で言えば、オリックスにイチローが、2人いる感じかなあ。
けれども、天才も、年齢には、勝てません。ついに、天才達は、
グラウンドを相次いで、去っていきました。そして、
読売Gも普通のチームと、なっていったのでございます。
わたくしも、熱心なお茶の間ファンを、止めました。
灯が消えたような寂しさに、野球自体が、つまらないものに
思えて、仕方がなかったのです。
ところが、馬鹿な読売は、ここで誤った考えをしてしまうんです。
“いい選手がいれば、優勝できる”と言う・・・。
そして、お金に物を言わせて、いい選手を集めまくるんです。
V9時代を、再び築こうと画策するわけです。
しかし、王さんや長嶋さんほどの、天才が、
そうそういるわけもなく、
芽の出ないままに、才能のある選手達が、
Gバンクに貯蓄されて行くのです。
情けないやら、悔しいやらで、
「読売Gファンをやめた」と、言うしかないじゃないですか?
でも、心のそこで、やっぱり、応援している自分が
いたりするんですよ(苦笑)。
そして、魅力ある選手がいないことや、いても、
メジャーに行ってしまったり、
読売の金満体質のせいで、
野球離れに歯止めが、利かなくなってしまい、
現在に至るわけであります。
野球は、長嶋さんと王さんによって、隆盛し、
長嶋さんと王さんによって、衰退して行ったのであります。
皮肉なものですね。
ちょっと、V9時代の読売Gと、SMAP似てませんか?
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