みなさま、こんにちは。
殿の番組のない、穏やかな日は、
皆様の日記と、妄想と、過去VTRと、雑多な家事で、
有意義な一日を過ごしております(笑)。

 あっちゃんすけ様
昔の人は、いい事をたくさん仰ってます。
あのね、それは、
「いない子に、泣かされぬ」
これ、名言。
子供は、いて良し、いなくて、なお良しでございます。
金食い虫だしね(大笑)←(かなり現実的)
いつまでも、あま〜〜いご夫婦で、
いて下さい。

 さてさて、「主役の器」って、文字にすぐに反応する
わたくし。
かねてから見たくて仕様がなかった、
「砂の器」第5話。←(やっぱりそこかい?(笑))
この5話、いいのよ。

 最初、やっぱり空撮から、ヒートアイランド全景。
そして、和賀ちゃんの想像を絶する豪華なお部屋。
広いベッドには、あさみが1人、まどろんでます。
あさみの横に彼の人が、
いたであろうことは、容易に
想像がつく、シーツの乱れ具合。
いやーーーっ(笑)!?←(エロい妄想に押しつぶされてます)
互いに縋りつくように求め合った情事の名残でございます。

 バックに流れるのは、
天才ピアニストの一夜の恋人へのプレゼント。
人を1人殺めたとは、思えない美しい横顔。
計り知れない、悲しみと、恐怖と絶望が、
より彼を、美しくします。←(もうちょっと痩せてたらなあ(笑))

 やがて、その物悲しい調べに、目を覚まし、
階下へおりてくるあさみ嬢。
つれない想い人は、その気配に気付いて、振り向きます。
「おはよぅ」
と、出会いの挨拶であるのに、
別れのようなトーンで、一言、発します。
「おはよう」
あさみも、返しますが、彼の人は、
すぐに、背を向けて、
紫煙を燻らせます。うっ。←(ぶっこきそう(笑))

 取り付く島が、ございません。
「一本(たばこ)、貰っていい?」って、あさみ嬢。
「ああ」と、和賀。うっ!←(す、すみません)
「きのうは・・・ごめんなさい」
と、あさみ嬢、突然、和賀宅を訪問した
非礼を詫びます。
すると、その言葉を打ち消すように、
「付き合っている女性と、もうすぐ婚約する」
頭の良いあさみ嬢、全てを察します。
「だから、ゆうべ、ここへは誰も来なかった・・・」
「わたしは、ここには、いない・・・」

 存在を否定された行き場のないあさみ嬢。
彼女の居場所は、ここではなかったようです。
あんなに、燃える思いで、飛び込んできたのに・・・
「逢いたかった・・・」
その思いも、その行為も全否定でございます。
(和賀ちゃ〜〜ん・・・うっうっうっ・・・しどい・・・)
プライドの高いあさみ嬢、凛として、
お部屋を出て行こうとします。
それなのに、
「背中、君の背中・・・・・・誇りに思えばいい」
(おいおい、和賀ちゃん、そんなん言うたら、断ち切れね〜べ)

 もう、これだから、男性目線のいい男は、嫌い(笑)
わたくし、「白い影」にも通ずる、
「砂の器」のラブシーンへの、殿的アプローチ、
嫌いじゃないです。直接的に、抱きしめたり
キスしたりしない分、
妄想装置が、オーバーヒートしそうでございます(大笑)。

 だって、その行為の翌朝、
「君の背中」なんて言われてみんさい?
うわ〜〜〜〜〜っ!!
どひゃ〜〜〜〜っ!?だべ。←(めでたい奴)

画面は、雑踏に元気に一歩踏み出したあさみ嬢。
そして、ヒートアイランド。
商店街の雑踏を歩く麗子さん。
ここも、良く考えられた、画ですよね。
 
 その麗子さんから、一本の電話。
五線紙にくるんだ、血染めのセーターの始末・・・
が、気になる和賀ちゃん。
思わせぶりな、電話の切り方に、青くなります。
かけなおしている所へ、
もうすぐ婚約するお嬢様、ご登場。

 何も知らないお嬢様の「おはよう」は、
もっと元気でも良くてよ(笑)
そして、「おはよぅ」と、和賀ちゃん。
何か、お嬢様が話し掛けるんですが、
 「ああ、ちょっと出かけてくるわ」って、
心、ここに非ずな和賀ちゃん、
ふらっと、タバコとライターを持って、立ち上がります。

 ここの一連の動作が、すっごい好き。大好き。
普通な演技が、上手くなりました。
殿の素が出てるって、コメントもたくさん
「砂の器」BBSに寄せられてましたが、
わたくしは、そうは、思いません。
本当に、心配でたまらない和賀ちゃんが、良く出てます。

 お嬢様、口紅のついたタバコを発見。
気弱に、和賀ちゃんに、尋ねます。
「誰か、女の人が来てたの?」
和賀ちゃん、ピーーーンチ(笑)!!
でも、すこ〜し、間が空きましたが、
そつなく、かわします。
そして、綺麗に微笑んで、不安を取り除こうとします。

 どっこい、そんなもんで、
女の嫉妬の火は、消せませんよ。くすくす・・・
パパに言いつけちゃうぞ(大笑)
 5話は、好きだなあ。
初っ端から、大好き。
何かねえ、ドラマ自体が大人なの。

 この後、ダイジェストで、最終楽章まで、
一気に見ちゃいました。
もう、泣けて泣けて、
画面が綺麗であれば、あるほど、
和賀ちゃんの悲しみが、倍増されます。
最後の「父ちゃん」の後の、
未来のない親子の虚無感に、
やりきれない涙が、溢れて仕方がありませんでした。

 コンサートのシーンも、ついでに見ちゃいました(笑)
ただ、弾く真似をするだけじゃなくて、
演技も要します。
これは、大変。
きっと、何台ものカメラが、あちらから
こちらから、殿を舐めるように
撮影したんだろうなあ?
本当に、もっと評価されてもいいと思います。
もう、殿が、何の努力もしてない風に
装うから、世間が馬鹿にするんじゃん(苦笑)
まっ、そこも大好きだから、仕方ないか・・・

 それじゃあ、皆様、これからお仕事に
行って来ま〜す。またねぇ(笑)

 

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