「金スマ」見ていたら、
突然、「野村ノート」の冒頭、
ある社会活動家の有名な言葉が浮かんできた。
夏がくると冬がいいという、冬になると夏がいいという
太ると瘠せたいという、瘠せると太りたいという
忙しいと閑になりたいという、閑になると忙しいほうがいいという
自分に都合のいい人は良い人だと誉め、
自分に都合が悪くなると悪い人だと貶す
借りた傘も雨が上がれば邪魔になる
金を持てば古びた女房が、邪魔になる
所帯を持てば親さえも邪魔になる
衣食住は昔に比べりゃ天国だが、
上を見て不平不満に明け暮れ、隣を見ては愚痴ばかり
どうして自分を見つめないか、
静に考えてみるがいい
いったい自分とは何か
親のおかげ、先生のおかげ、世間様のおかげの塊が自分ではないのか
つまらぬ自我妄執を捨てて、
得手勝手を慎んだら世の中はきっと明るくなるだろう
おれがおれがを捨てて、おかげさまでおかげさまでと暮らしたい
この本が、殿の手元にあるんだよなあ・・・
と思うと、ちょっと嬉しい(笑)
清原は、このノートに綴られている清原選手そのものだなあ・・
いつでも、直球勝負。
まっすぐまっすぐ突き進む、野球道。
だから、空振りの数も半端じゃない。
まっすぐだから、練習も半端じゃない。
練習のし過ぎで、自らの選手生命を縮める選手は多いと思う。
野村さんは、頭を使えってゆうてるけど、
清原の野球は、男の勝負だから、小細工は必要ない。
恵まれた体格と、天から頂いた資質を、
大人の事情で、100%、発揮できなかったかもしれない
そういう悔いが残るのが、歯痒い。
でも、それ以上のものを貰った・・・・
人間的成長という言葉で簡単に折り合いをつけるのは、
本当に悔しい。
清原、裏でどれだけの涙を流していたのだろう・・・
でも、どうしても、
こんな思いに行き着いてしまう。
「二兔を追うものは、一兔も得ず」
と、考えた球団サイドは、一兔を選択して、
もう一兔を潰そうと考えたんじゃないか?←(極論だなあ)
膨れ上がった虚像の周りには
「墓場まで持っていく真実」が多すぎる。
どうか、少年たちの夢を踏みにじらない球団で
あって、欲しい。そう願わずにはいられない。
大きな清原選手の横で、
また男道を突き進む、
美しい男が、屈託のない笑顔を振り撒いている。
「巨人の4番は球界の4番」
この言葉の意味を身を持って知っている人間は、そんなにいない。
でも、清原さん、隣に座ってる男は
「SMAPは芸能界の4番」だから、
うそ臭い賛辞にも、呆れるくらいの
ブーイングにも、慣れっこでございます(苦笑)
「墓場まで持っていく真実」の数も半端じゃないと思います。
涙涙のエンディングにすることも可能だけど、
きちっと、「金スマ」らしいオチを
つけるMCの腕も、持ち合わせています(笑)
いつか、殿が、
「お父さん、おれSMAPをやめようと思う」←(何でお父さん?)
と、静に話しだす時まで、
SMAPを任せたよ。
殿の好きな言葉、栄枯盛衰を
こんなにはっきり見せてくれる野球と言うドラマ、
殿のお気持ちが、少しだけ理解できたような
「金スマ」でございました。
コメント
いつもいつもいろんなテイストの殿のお顔とともに楽しませていただいてます~♪
きょうはいくら殿が愛していてもコレだけは好きになれないあの球団の(←選手は好きな人いっぱいいるんですけど…)「一兎を得て一兎を潰す」に「まさにっ!!」と反応しやって参りました。
ストーブリーグでの補強でも
「一応捕っとこう。もし活躍できなくても(もしくは活躍の場を与えなくても)この選手を失ったもとのチームは確実に戦力ダウンなんだからそれだけでもオッケ~」っていうまさに「使い捨て球団」◇
そんな姿勢と数々の実例に毎度ムカついていたところ、清原物語(?)でなおのことガクゼンとした敬意のかけらもない選手への対応(爆!)
どこが「紳士たれ」やねんっ?クソッたれ~~っ!!(←スミマセン取り乱しました(汗))
「憧れはわかるけど…どうしてソコでレッドカーペットで迎えてくれた阪神へ行かんかったんやぁ~~??」と悔しくてなりませんでした。
まぁ「好きやねん!!」って迫られ続けてるオトコより「どっちでもええで」って素っ気ないオトコの方が気になるのと同じ?(←ソレは違っ!?)
プロセスや結果がはっきり目に見え、おっしゃるとおり‘栄枯盛衰’ドラマを目の当たりにさせてくれるからこそ、対極とも思える世界に身をおく殿は余計スポーツの世界に魅かれるのかもしれませんね◇
しばらく前から、こちらの日記も読ませていただいています。
超おもしろくて、最後に書き逃げのように去るところがとってもツボで、
いつも声なき笑いを浮かべながら読んでいます。
最新号のポポロのインタビューで、剛君の酒癖について話し、さらに、気になる4文字熟語は栄枯盛衰と答えていましたよね。時々、中居君の的確さや深さにびっくりすることがあります。聞いたそのときは、中居君って、決めつけ過ぎじゃないとか、剛君が言っていたように、もっと柔軟に考えてもと思うことがありますが、この魑魅魍魎に満ち満ちた世界で、本当に大切なものを守るための中居君なりの術なのかもしれないと、最近思うようになりました。
昨晩のサムガを聞いて泣きました。安心と嬉しさと、何より中居君の本質は変わっていないんだと分かった喜びで。(ここ数年、中居君のスマップに対する気持ちが見えない気がして寂しかったので)
初めてでいきなり語り失礼しました。またおじゃまします。
こんばんは。
「膨れ上がった虚像」・・・
周りにいるひとたちもきっと「愛」を持っているんだと思います。
ただ、その「愛」が歪んだものだったり、注いでる対象が「人間」ではなくて「看板」なんでしょう。。。
「大人の事情」?それがどんなものをもたらしたのか、当事者たちは省みているんでしょうか?
剛君の件でようやく発言した中居さん、雑音だらけのなかすこぉ~しだけ聞くことができました。
力強くでもなく、ほんとうにあっさりと「まぁまかせておいて、大丈夫」「『愛』があれば」と。
「ピカピカの看板」へ向けて、何でもありの過剰な「愛」ではなく、時間とともに移り変わる「味のある看板を背負っていく人間」を見続け応援したいと思うのです。
コメントありがとうございました。
初めまして、まるです。
泣けましたねえ・・・「金スマ」
で、あのキヨさんを演じた俳優の人が上手くてねえ・・・
球団関係者が辺りを気にしながら、
ホテルの裏口から、キヨさんを案内する所の
歩き方なんぞが、
もう、そらあ・・その筋の方そのもので、
思わず吹き出したりもしたんですけどね(笑)
コメントありがとうございます。
あの球団って、
どこぞのアイドル事務所みたいですよねえ・・・←(こらっ)
やり方が、あざとくて、
人の人生を踏みにじるのは、お手の物で・・・
でも、あの球団は、
野球少年たちの憧れですので、
あからさまに非難できなかったり(苦笑)
人気者を抱えた組織って、
どうして、あんなにぜい肉を溜め込むのだろうねえ(苦笑)
コメントありがとうございます。
初めまして、まるです。
殿は、何一つ変わってないと思います。
それは、頑固なほど。
「とくばん」で、広末さんに、「ドラマってしんどくない?」
って、今現在と同じ愚痴をかましてました(笑)
変わったのは、回りと、ちょっと大人になって、
ものの見方が変わってきたファンの方かもしれません。
あんなに、変わらない人も珍しいと思います。
それぞれの番組で、
タモ爺も
「中居は、変わらないなぁ~~
地井さんも
「中居君、変わらないねえ~~」
って、しみじみ仰ってたのが、忘れられません。
あっ、変わったのは体重だけぇ?ひえーーーーっ(爆笑)!!
今、この時点で、コメントを求められても、
語れないと思います。
だから、彼は、最大限のコメントを下さったと思います。
「神様は、乗り越えられる人にしか試練を与えない」
そんなに、神様は優しくありません・・・
っつう反論もありますが、←(こらっ)
今、伝えることのできる
最大限の愛と優しさをこめて、我々に
安心を与えてくれたと思います。
素直にありがとう・・・って、思いました(にっこり)
子供の時から焦がれ続けた人と、夢が叶うと信じたのに、
優勝から遠ざかっていたGにはHバッターよりエースが何より必要だった…。
KKは勿論ですが、王さんもどれだけ心を痛められたことでしょう。
夢にも思わなかったORIX入団、
命をかけて呼び寄せてくれた仰木監督の思いは、
最後の対戦チームの監督が王さんという巡り合わせに繋がり、
焦がれ続けた人から夢のような言葉を贈られて
「神様から与えられた別れからの出会い」
最後にその「出会い」に至る意味が分かった。(@対談より)
4番で不振の時、自分を責める清原のVに、
「それはチームの責任だから」と言った中居くん。
サンジャンの中居キャスターによる「神髄」は、中居正広の神髄を映し出すコーナーでもありましたね。
わたくしの痛い所をついてきましたね(苦笑)
王さんが、この件にかかわっていること・・・
それが、非常に辛いのです。
清原さん同様、王さんは、わたくしの最初に憧れた
有名人でございます。
最後の最後で、
「生まれ変わったら、同じチームで、ホームラン競争をしよう」
と、仰ってくれて、私の方が、号泣でございました。
清原さんが、
あの言葉でどんなに救われたか、
想像に難くありません。
人は、組織に身を置くとき、
時として、抗い様のない難問を突きつけられます。
そして、往々にして、
墓場まで持っていかなければならないことが、多いのでございます。
殿にSMAPに平穏が、早く訪れますように・・・
と、祈らずにはおれません。