みなさま、おこんばんは。
お久しぶりのまるです。
お日記サボっては、いましたが、
「金スマ」「サムガ」「黒バラ」は、
ちゃ~~んと拝見。
アリス解散の真実を語る谷村さんへの堀内さんのお気持ちを
1番理解していたのは、
殿だと思います。
それは、グループにおける人間にありがちな感情だから。
切磋琢磨している時には、
その感情は、なりを潜めて機会を伺っているのです。
でも、完全なる敗北を知り、心折れた時に
心の大半を覆い尽くす感情。
「嫉妬」
そして、距離を置きたくなるのは、当然だと思います。

「アリスは航空母艦だと思っています。でも、
 飛び立つ時には、安易に帰れる場所とは、思わないで欲しい」

厳しい言葉でございます。
SMAPも良く航空母艦に例えられますが、
矢折れ万策尽きた時にも、暖かく迎え入れてくれる
所と認識しておりました。
わたくしは、甘いのでしょうか(苦笑)?
殿たちは、この感情と、どう戦ってきたのでしょう?
今、わだかまりが解けて静に微笑む谷村さんの
心に去来するものは何なのだろう?
珍しく、考え込んでしまいました。
もちろん、SMAPという奇跡のグループに置き換えて(苦笑)

 そうそう、
かねてより見たくて仕方のなかった
「潜水服は蝶の夢を見る」
見ましたっ!
で、心が折れそうです(苦笑)
突然の脳血管障害により、
ロックト・イン・シンドローム(閉じ込められた状態)
となった主人公。
残された運動機能は、左目の瞼の開閉だけ。
でも、脳は正常に活動を続けている。
視覚も聴覚も正常。
この状態で、瞬きだけで自伝を書上げた実話を
元にした映画でございます。

 突然、動かない体に感情だけを
閉じ込められたら、おいらだったら、どう生きるのだろう?

 偶然なんですが、
久々に見た「竜馬伝」の後のNHKすぺさるで、
「筋萎縮性側索硬化症ASL」のために、
まさに「閉じ込められた状態」の方々に
息子さんを自殺による脳死で失った
柳田邦夫さんがインタビュー
されていた。
ある患者さんは、
「意志の疎通ができなくなったら、人間ではない。
 だから、死なせてくれ」
と、仰っていた。
彼の病気は、やがて、全ての運動機能が奪ってしまう。
今、彼は頬の筋肉の僅かな動きのみで、
パソコンのキーを打ち、コミュニケーションをはかっていた。
彼の瞼は、瞬きをしない。
そのため、瞳は、潤いをなくし、赤く濁っていた。
視力はどんどん落ちているそうだ。
濡れたガーゼで多い、瞼の代わりをしていた。
普通、瞬きを我慢して目を開けていると
耐え難い痛みが襲ってくる。
 でも、取材中、彼の瞳は乾燥と戦っていた。
彼は、完全な閉じ込められた状態になったら、
そこまで生きぬいたのだから、
静にこの世を去りたいと、懇願していた。
それを「栄光ある撤退」と、語っていた。
 それでも、柳田さんは、
さんざん迷った末、
「生きていてほしい」と、振り絞るように伝えていた。

 因みに映画の主人公は、
瞬きしない右目は、潰瘍を防ぐために
見えるにも関わらず、縫いとめられてしまった。
何だか、本当に、直江先生の我儘な選択を
嘲笑うように、生き抜いている人々を見て
胸が痛くなった。

 映画の主人公は、
かつては「ELLE」の編集長をしていて、
実に女性にもてる(笑)
重い潜水服を着た体になっても、
イマジネーションと記憶で蝶のような自由を獲得しようとしていた。
彼は、病前、「モンテ・クリスト伯(岩窟王)」を、
女性を主人公にして、現代版を書こうとしていた。
そして、閉じ込められた状態になった時、
「モンテ・クリスト伯を、女性版にしようとした罰が当たった」
つっていたけど、
女性の心を、もてあそんだ罰だと、おいらは思う(笑)
前妻の前で愛人に、
前妻の介助によって
「毎日、会いたい」と、伝える彼に、
日本人の感覚がついて行かなかった(苦笑)
蝶にでもなんでもなったら、ええやん!バカーーーッ!

 内縁だったのだろう、前妻の間には3人の子どもがいた。
そして彼の父親は、92歳で、身の回りのことも
おぼつかなく、アパートで家政婦と暮らしていた。
この父親の芝居が実に素晴らしかった。
「おまえを誇りに思う」
息子って、父親に認められると、ことのほか嬉しいらしい。
殿もそうかな(笑)?←(必ず、殿に当てはめる症候群)

 素晴らしい映画だと大絶賛している人が多いので、
言い難いが、おいらは本田博太朗似の主人公が、
どうしても、好きになれない(笑)

<こんな状態で、最後まで生き抜いたんだぜ!
 そんな風な見方をするのは、君だけだよ。

 うん・・・分かってるけど、
直江先生もそうだけど、
やっぱ、男子は、女子がいないと生きていけない生き物に
違いないと痛感しました(笑)はい。
女って、すげー!!

 あっ、この主人公、
車の中で、脳卒中を起こすんですが、
その呂律が乱れていく感じが、
優しい音楽で彩られていて
尚一層リアルで、物凄く怖い。
でも、吹き替え版では、其処のところが失われていた(苦笑)
 で、瞬き一回がYES!二回がNO!
会話は、
その瞬きで、介助する人の読み上げるアルファベットを
拾って行く、気の遠くなるような作業。
2万回の瞬きで本を書上げ、10日後に彼は、
この世に別れを告げます。

 この後、NHKすぺさるを見たおいらは、
おフランスには、瞼の動きでパソコンを動かし
意志の疎通をはかるプログラムはなかったのだろうか?
と、ふと、思ってしまいました(苦笑)

 死を選ぶ選択は、動物にはないんだよね。
人間も動物なんだから、
やっぱ、死んじゃいけないんだよ。
生きるために生まれてくるんだから、
死ぬために生まれてくるんじゃないんだよね。
でも、おいらは、どうだろう?
そんなことを、
3月18日から、考えつづけているおいらでした。

 偶然は続くんですよ。
ふと聞いたラジオから、
「毎日、学校でいじめられている。死にたい」
って・・・・
そして、本屋で開いた猫の本の
惨い猫たちの姿・・・・
人間て奴は、どうしてこうも、
残酷な動物なんでございましょう。
そりゃあ、神が罰を下すのは当然なのかもしれません。はい。

 本日のまるは、
迷える子羊でございました。
こんな日もあるさ。
じゃあ、またねえ!

 あっ、
「竜馬伝」
ひょっとして、あのポチのようなお顔が
坂本竜馬ぁ?←(こらこら)
劇中、坂本竜馬を、どえりゃあ評価している男が
おられましたが、
その言葉が、浮いてしまうポチ顔。←(てい!黙れ!)
この男が、どう変貌していくのかが、
この大河の見所なのかもしれませんね。はい。





コメント

nophoto
2010年3月23日14:14

まるちゃんさん、こんにちは。

まるちゃんさんにとって、3月18日は数年前から、生と死を同時に考える日となりましたね。
人は生きるための使命を持って生かされていくのだと思います。
難しくて深くて、私には分からない。
でも、人はこの世に生を受けたと云うことは、
何らかの使命を受けたのだろうと思うことにしています。
その人の置かれた状況は千差万別なれど、
使命が些細なことでも、生きる意味があって価値を持って生きるのだろうと。

それをなし終えて人は終わりを迎えるのではないかと。
難病の人を見ると、生きるのは誰のためのものかと、思うことがある。
看病してくれる人が大きく関わってくれることが重要だけど、
どういう状況でも、生きられて何かが出来るけど、
自分で終える意思もあって良いと思う。
私は、簡単に命を絶ってはいけないし、命は本人のものであって本人のものではないと思うけど。
本人の意思があっていいと思います。


そして、SMAPは、メンバーが戻れる母体という認識。
中居君はアリス3人それぞれの気持ちがとっても良く分かるでしょう。
中居君も、沢山の感情を消化して此処まで来たのだろうと思う。
そこは、他のメンバーも同じだろうけど、人一倍責任感を持ってSMAPにかかわってきたからこその重荷も。
「オレンジ」の歌詞の出だしの“小さな肩に~”が毎回胸に沁みこみます。
結成当初から世話役っていうかリーダー的ポジションを任されて、メンバーを輝かせながら自分も輝くことにも、気配りしてきたことでしょう。
誰もが輝ける5つのスターにする。
そして、SMAPを大きく輝かせることに気を配ってきたことでしょう。
それと同時に、5人の個性を輝かせるという所に至るまでの葛藤はいかばかりかと思います。
自分に無いものへの敗北。自分の持ち味を探ると同時にメンバーの個性も認めると言うようなことかなと。
中居くんも、もう少し肩の力を抜いて皆の中に居られるといいなとか思う。


無い知恵の私は思います。
女の人は、男の人によって強くなれる。その男の人は女の人が必要。
母なる愛を求める。愛を受けて強くなれるんだなと思う。
そして、強くなって父と対等になれるのだろうか。
男の子は、育つ過程で父親の存在が必要な時がありますね。
父を超えたいと思う人もいるだろうし。
中居君の場合は、お父さんに感謝や尊敬の気持ちを持っているのは感じますが、越えようとか認めてもらうとか、そんな大それたことは考えてないような気がしますが・・・・・。
どうでしょうか?
育ててもらったことへの感謝で、恩返ししているような気がします。
一番上のお兄さんには、憧れを持っているようなことは言っていましたが。
などと、「金スマ」録画していなくて、出先で見て大事な部分は見ずの状態でした。風ぴきの頭でつらつらと考えました。
取りとめなく、分からんちんなこと長々と失礼いたしました。

nophoto
るぅ
2010年3月23日17:59

まるちゃん様、こんにちは。
「潜水服は蝶の夢を見る」、昨年観ました。
本人の苦痛よりも読み取る女性の忍耐力に先ず感服。
ELLEの編集長といい、全てがおフランスだわ、でした(苦笑)
NHKの番組は、新聞の記事で気後れしてしまいました。
パラリンピックの笑顔満面のアスリートとサポートする方々を、
心から応援していてもどこか後ろめたくてこっそり見る小心者なので。
(あの勇気には・・毎回頭を殴られる思いがします)

ご存知と思いますが、13年前のサンジャンで、
連敗の責任が打てない自分にあると発言した清原に
「チームの負けは個人の責任ではない
 誰かが不調の時、カバーし合ってこそチームだから」と言った中居くん。
チームワークの大切さを痛感してると同時に
一人の負けがチームの負けに繋がる怖さを、経験で知ってるのでしょう。
だから自分達は一人も負けてはいけない、
全員で勝ち続ける努力をしなければいけない。

そして「常に正多角形でなければいけない」とも言う中居くん。
TKMCに出た時に
「昔はSMAPという名前を恥ずかしいと思ったメンバーもいたかもしれない
 ただ今は、SMAPという名前にありがとうと言いたい」
以下はそれに対してのスタッフさんのコメントです。

 中居は6つの方向に向かうエネルギーをそのままに放っておく
 冷たい距離を保つように仕向ける
 但し、1番根元のところに、6人の足元に
 中居のあたたかさがある。
 6人の距離がそのボーダーを越えてしまいそうな時も
 (ボーダーを越えるとSMAPは解体する)
 中居はそのあたたかさでSMAPを見守って来たはずだ
 中居のキープするその6人の距離が、SMAPの堪らない魅力となる
 SMAPを今のSMAPにしたのは中居だ
 中居は確信犯だ

チームの力とお互いの必要性を誰しもが理解してる今、
やっと自由に自分を楽しんでる中居くんの笑顔が堪りません
あの深く刻まれた笑い皺の半分は
「心からの作り笑い」の産物かもしれませんね・・。

新聞のラテ欄に「?」が5つ(笑)のうたばんを
中居くんとじっくり楽しむことにします(笑)

nophoto
ファン!
2010年3月23日23:31

すみませんm(_ _)m間違えましたm(_ _)mうたばんリニューアルしてザミュージックアワーになりますm(_ _)m

まるちゃん
2010年3月25日22:46

春様
 直江先生の生き様を、
数年前は、肯定していました。
絶賛という形で(笑)
今は、少し違います。
お猫様とは、意志の疎通はできませんが、
ただ、そこに居てくれるだけで、
愛しさが募ります。
人間とお猫様を一緒にはできませんが、
ただ、そこにいるだけで、
心のより所に、なり得るのでございます。
そのことも考慮して、
自分の死ぬ権利って奴を、
エゴだけで貫かないで欲しいと、思うようになりました。
わたくしも、年をとった証拠だと思います(笑)

 精神的に安定し自立した大人な正五角形を
目指して欲しいな・・・なんて
最近思います。
メンバー同士、遠慮仕合、
言葉を選びあわなくちゃ、トークが放送できないようじゃ、
SMAPじゃございません。
トーク内容によって、
放送できないんじゃないかと、
最近は、疑っているエンディングトーク(苦笑)
たわいない仲間内の雑談が楽しいのになあ・・・
と、スマスマ後にいつも落胆してしまうのでございます。

まるちゃん
2010年3月25日22:59

るぅ様
 あの映画、おフランス的でしたよね。
わたくしは、彼の下半身の暴れん坊にどん引きでした(苦笑)
おいおい、何人、女性と関係してるんだ?って。
あの状態になってさえも、
女性を惹きつける魔性の男でございました。
言語療法士、
瞼筆記のお姉ちゃんさえも虜にしてましたもの(笑)
きっと、本当の彼は、
映画以上にチャーミングな男性だったことでしょう。

 あの清原に放った言葉に、
わたくしは、正直、目頭が熱くなりました。
いい奴、中居正広って(笑)
中居正広、正しいやんって、思いました。

 正五角形のありようも、
彼らが成長しているのだから、
違ってきているのではないでしょうか?
精神的に対等な五角形であって欲しい。
彼らに望む事は
何に遠慮することなく、
SMAPをファン以上に愛して欲しい。
このビッグネームとともに生き抜いて欲しいと思います。
もちろん、これからもどんどんSMAPのありようは
変わるかも知れません。
でも、ずう~~~っと、SMAPを愛していて欲しい・・・
そう、願わずにはおられません。

まるちゃん
2010年3月25日23:02

ファン!様
謝らないでくださいませ!
あなたの言葉で、わたくし確信しましたもの。
「うたばん」、また
活動休止ごっこで遊ぶんだろうなあ・・・って(爆笑)
そんなMCたちが、好きです。

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